海外仮想通貨のトレード手法の中でも、特に重要なものの一つが「スキャルピング」です。
海外仮想通貨のスキャルピングに関心のある人が知りたいのは「勝つためのコツ」や「スキャルピングでおすすめの取引所」などでしょう。
本記事では上記の内容に加えて、スキャルピングのメリット・デメリットや注意点などの内容も解説します。
また、スキャルピング以外でも総合でおすすめできる取引所は「海外仮想通貨取引所おすすめランキング」の記事で詳しく紹介しています。

人気の取引所を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
- ほとんどの海外仮想通貨取引所はスキャルピングを許可している
- スキャルピングは取引コストがかさむのでコストの安さが重要
- 取引量や銘柄数の多い取引所は売買チャンスが多い
- 両方の条件を満たすおすすめの取引所はBybit(バイビット)
- 世界トップレベルの取引所で初心者の間での人気も高い
- ウェルカムボーナスで50ドルをもらえることも魅力
- 興味を持ったら以下のボタンから公式サイトをチェックしてみよう


海外仮想通貨のスキャルピングとは


ここでは、海外仮想通貨のスキャルピングとは何かを、以下の内容に分けて解説します。
- スキャルピングとは
- 海外仮想通貨と他の投資での違い
スキャルピングとは
スキャルピングとは、数秒~数分という短い時間で売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねる取引手法です。
海外仮想通貨だけでなくFXや株式投資などの分野でも用いられます。
世間一般で持たれている「デイトレード」のイメージは、実はスキャルピングに該当します。



スキャルピングの語源は「頭皮を剥ぐ」(scalp)で、頭皮を剥ぐような薄い利益を相場から取り続けることに由来しているとされます。
海外仮想通貨と他の投資での違い
スキャルピングの内容自体は、仮想通貨と他の投資、国内と海外での違いはありません。
ルールに関しては「FXより仮想通貨の方がスキャルピングが許可される傾向がある」「国内より海外の方が許可されやすい」と言えます。
FXや国内取引所も基本的にスキャルピングはできますが、一部禁止している会社や取引所があり、その割合は海外より国内が高くなっています。



また、海外はそもそも選択肢が多いため、一部の取引所や会社が禁止していても、特に影響がありません。
海外仮想通貨のスキャルピングで勝つためのポイント


海外仮想通貨のスキャルピングで勝つためのポイントは、以下の通りです。
- 価格変動が激しい銘柄や時間帯に取引する
- 損切りや利益確定のルールを定めて確実に守る
- スプレッド・売買手数料などの取引コストを抑える
- 自動売買・EA・ボットを活用する
価格変動が激しい銘柄や時間帯に取引する
スキャルピングは非常に短いスパンで売買を行うため、価格が活発に動く必要があります。
そのため、価格変動が激しい銘柄や時間帯を選ぶことが重要です。
銘柄では、ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな銘柄より、草コインなどのマイナーな銘柄の方がおすすめです。



また、時間帯については日本時間で9時、21時~23時、深夜1時台の取引量が特に多くなります。
損切りや利益確定のルールを定めて確実に守る
スキャルピングでは、一つ一つのポジションの売買に関する決断を短時間でする必要があります。
そのため、失敗したと感じた時に早めに損切りすることも重要です。
逆に、ある程度の利益が出た段階で、それより上を望まず確実に利益確定を行うことも重要です。



そのため、損切りや利益確定のラインを明確に定めて、それを確実に守るようにしましょう。
スプレッド・売買手数料などの取引コストを抑える
スキャルピングは取引の回数が多くなるため、取引コストも高くなります。
そのため、売買では勝っていてもスプレッド・売買手数料などの取引コストを含めたトータルではマイナスとなっていることもあります。
そのような「手数料負け」を防ぐためには、スプレッドが低く、売買などの各種手数料が安い取引所を選ぶ必要があります。



スプレッドについてはゼロ、もしくはゼロに近い「ゼロ口座」を提供している取引所も多いため、それらを利用することも一つの選択肢です。
自動売買・EA・ボットを活用する
スキャルピングは必ずしも手動で行う必要はなく、自動売買で行うこともできます。
例えばMT4やMT5を使える取引所であればEA(エキスパート・アドバイザー)のソフトが、仮想通貨用でも多く提供されています。
また、MT4やMT5以外の取引ツールでも使える仮想通貨用のbot(ボット)も多くリリースされています。



botについては、プログラミングをできる人であれば、自分でオリジナルのプログラムを作成することもできます。
海外仮想通貨のスキャルピングでおすすめの取引所


海外仮想通貨のスキャルピングでおすすめの取引所は、以下の3社です。
- Bybit(バイビット)
- Bitget(ビットゲット)
- BingX(ビンエックス)
Bybit(バイビット)


レバレッジ | 最大100倍 |
取扱銘柄数 | 1,500種類以上 |
取引手数料 | 0.005%~ |
ボーナス | 最大450万円 |
多言語対応 | ○ |
Bybit(バイビット)とは、2018年にシンガポールで設立され、現在はドバイに拠点を多く海外仮想通貨取引所です。
1,500種類以上という膨大な銘柄(通貨ペア)を取り扱っており、多言語に対応しているため、英語が苦手な人でも使いやすいことが特徴です。
スキャルピングも許可されており、どの銘柄でも取引量が多いため、売買のチャンスが多いことがメリットです。
レバレッジは多くの人にとって無駄なく大きい「最大100倍」となっています。



Bybitについては「Bybit(バイビット)の評判」の記事でより詳しく紹介しています。
Bybit(バイビット)で口座開設をする時は、紹介コード「26901」を使うことで、最大3万ドル(約450万円)の限定豪華ボーナスを受け取れます。
詳しくは「バイビットの紹介コード」の記事をご覧ください。
Bitget(ビットゲット)


レバレッジ | 最大125倍 |
取扱銘柄数 | 873種類 |
取引手数料 | 0.02%~ |
ボーナス | 30ドルの口座開設ボーナス 50万円の入金ボーナス |
多言語対応 | ○ |
Bitget(ビットゲット)は、世界的に人気のサッカー選手・メッシ氏がアンバサダーを努めていることで有名な海外暗号資産取引所です。
2018年にシンガポールで設立された取引所で、スキャルピングも許可されています。
873種類という豊富なアルトコインの銘柄を取引でき、多くのトレーダーにとって適切な最大125倍というレバレッジが設定されています。
コピートレードなどの様々な取引機能が充実していることも魅力です。



Bitgetについては「Bitget(ビットゲット)の口コミ」の記事で、特徴などをより詳しく紹介しています。
ビットゲットで会員登録をする場合、招待コード「26901」を入力すると「最大6,500円のボーナス」と「手数料永久35%オフ」の限定特典があります。
詳細は「Bitgetの招待コード」の記事を参考にしてみてください。
BingX(ビンエックス)


レバレッジ | 最大150倍 |
取扱銘柄数 | 725種類 |
取引手数料 | 0.02%~ |
ボーナス | 30USDTの口座開設ボーナス 500USDTの入金ボーナス |
多言語対応 | ○ |
BingX(ビンエックス)は、世界で初めてコピートレードの機能を導入したことで知られる、人気の海外暗号通貨取引所です。
世界の100以上の国と地域で、合計500万人以上のユーザーを抱えており、725種類という豊富な銘柄のトレードが可能です。
スキャルピングも許可されており、Jリーグの名古屋グランパスエイトのスポンサーを務めるなど、日本との関わりも深い取引所です。
海外仮想通貨では対応が少ないMT5《MetaTrader5)にも対応しています。



BingXの詳しい特徴などは「BingX(ビンエックス)の評判」の記事でわかりやすく紹介しています。
ビンエックスへの登録時に紹介コード「26901」を使うと「最大5,050USDTのボーナス」や「取引手数料永久20%オフ」の限定特典を利用できます。
詳しくは「BingXの紹介コード」の記事でまとめているため、ぜひチェックしてみてください。
海外仮想通貨のスキャルピングのメリット


海外仮想通貨のスキャルピングのメリットは、以下の通りです。
- 少額の資金でも効率的に運用できる
- 価格変動リスクを限定・軽減できる
- トレードの経験を積みやすい
- 安定的にコツコツ稼ぎやすい
- レンジ相場でも利益を狙える
少額の資金でも効率的に運用できる
スキャルピングは一度建てたポジションをすぐ決済するため、勝っても負けてもすぐ資金が手元に戻ってきます。
そのため、少額の資金でも効率的に運用しやすい《回転率が高い)ことがメリットです。
特に変動が激しい相場で小まめに取引をして利益を積み重ねると、短期間でも大きく資産を増やせる可能性があります。



取引回数が増える分取引コストも増えやすいので、この点は注意が必要です。
価格変動リスクを限定・軽減できる
スキャルピングは個々のポジションを短時間しか保有しません。
そのため、保有している間に価格が大きく変動することが少なく、価格変動リスクを限定・軽減できます。
世間ではスキャルピングやデイトレードに対して「リスクが高い」というイメージが持たれていますが、実は短時間でポジションを決済する方が、リスクは低いのです。



ただ、利益も限定され取引コストもかさむため、その条件でも利益が出るようなトレードを行う必要があります。
トレードの経験を積みやすい
あらゆる仮想通貨のトレード手法の中でも、スキャルピングは最も1日の取引回数が多い手法です。
そのため、トレードの経験を積みやすいこともメリットです。
実際にトレードをすることで相場に対する感覚を養いやすいことに加え、取引ツールなどの操作も覚えやすくなります。



現実のお金がかかっていると集中力が違うため、デモトレードよりも短期間で成長できます!
安定的にコツコツ稼ぎやすい
前述の通り、スキャルピングは1回当たりの取引のリスクが限定されているため、実は「ローリスク」な手法です。
その分「ローリターン」ですが、成功する売買を多数積み重ねることで、コツコツ稼ぐことができます。
チャートを長く見ている必要があり、自動売買やコピートレードなどの機能も駆使する必要がありますが「努力が結果に反映されやすい」といえます。
いわば「労働」に近い感覚で安定的にコツコツ稼げることが、スキャルピングのメリットと言えるでしょう。



スキャルピング以外で仮想通貨をコツコツ稼ぐ手法は「暗号通貨をコツコツ稼ぐ方法」の記事で詳しく紹介しています。
レンジ相場でも利益を狙える
価格が一定の範囲で上下するレンジ相場でも利益を狙えることが、スキャルピングのメリットの一つです。
トレンドに方向性がなく、小さな値動きしかないレンジ相場は、通常の手法では利益を出せません。
しかし、スキャルピングであればもともと小さな利ざやを積み重ねるため、レンジ相場でも影響を受けることはありません。



レンジ相場は相場の7割を占めるため、レンジ相場で利益を出せればチャンスが一気に増えます。
海外仮想通貨のスキャルピングのデメリット


海外仮想通貨のスキャルピングのデメリットは、以下の通りです。
- 初心者にはトレードの難易度が高い
- 取引コストが増える(手数料負けしやすい)
- トレード環境を整える必要がある
初心者にはトレードの難易度が高い
スキャルピングでは様々なテクニカル指標やチャートパターンを用いた「テクニカル分析」を行う必要があります。
そのため、初心者にとっては難易度が高い手法だといえます。
逆にステーキング(積み立て)やレンディング(貸付)などは、仮想通貨を預けたり貸したりするだけであるため、初心者でも実践しやすくなっています。



特にトレードに割ける時間が少ないうちは、いわゆる「ほったらかし」で利益を狙える手法がおすすめです。
取引コストが増える(手数料負けしやすい)
海外仮想通貨に限らず、スキャルピングでは1日に膨大な回数の売買を行うため、自然に取引コストが増えます。
そのため、売買で利益が出ていても手数料によってトータルで損失となる「手数料負け」をしやすいことがデメリットです。
このリスクを抑えるためには、できるだけスプレッドが低い銘柄・取引所・口座で取引を行うことが重要です。



また、スプレッド以外の各種手数料もチェックし、総合の取引コストが安くなる方法を選択しましょう。
トレード環境を整える必要がある
相場がわずかでも変動してしまうと、スキャルピングでは狙った利益を逃してしまうことがあります。
そのため、相場のズレ(スリッページ)が発生しないよう、通信環境を整える必要があります。
また、複数の銘柄を同時に取引する場合や、分析ツールなどを同時に立ち上げる場合には、大きなモニタや複数のモニタを使う必要があります。



基本的にスマホでは難しくPCを使うことになり、本格的に実践する場合はマルチモニタなどの環境を整えることが必要です。
海外仮想通貨でスキャルピングを行う際の注意点


海外仮想通貨でスキャルピングを行う際の注意点は、以下の通りです。
- 一部の取引所ではスキャルピングが禁止されている
- 通信環境(インターネット環境)を整える
- 長時間画面を見る必要がある
一部の取引所ではスキャルピングが禁止されている
海外の暗号資産取引所では、スキャルピングは基本的に許可されています。
しかし、例外的に禁止されている取引所もあります。
そのため、自身が利用する取引所でスキャルピングが禁止されていないかを、最初に確認する必要があります。



メジャーな取引所はほぼ全て許可されているため、大手を選べば問題ありません。
通信環境(インターネット環境)を整える
スキャルピングは短ければ数秒単位で売買を行います。
そのため、ネット回線が安定していることが重要で、安定していない場合は思わぬ価格で取引してしまうこともあります。
投資家が発注してから、それが取引所のサーバーで処理されるまでにはわずかなタイムラグがありますが、ネット回線が低速の場合は、このタイムラグが大きくなるのです。



これにより、取引価格が上下にずれる「スリッページ」が起きやすく、利益を得られる場面で逆に損失が出てしまうようなリスクもあります。
長時間画面を見る必要がある
スキャルピングは基本的にPCで行われますが、わずかなチャンスを逃さないために、長時間画面を見る必要があります。
そのため、取引の時間を確保する必要があり、副業では難しいケースも多くあります。
また、時間を確保して長時間トレードを行う場合も、健康などを害さないように注意することが重要です。



副業として仮想通貨投資を行う場合は、基本的にスキャルピングよりも取引回数が少ないポジショントレードやスイングトレードが適しています。
海外仮想通貨のスキャルピングに関するQ&A


海外仮想通貨のスキャルピングに関するよくある質問は、以下の通りです。
- DEX(分散型取引所)でスキャルピングはできますか?
- スキャルピングでは1分足と5分足どっちを使うべき?
- スキャルピングで1回に得られる利益は?
- スキャルピング禁止の取引所がある理由は?
- スキャルピングとデイトレードの違いは?
- スキャルピングで勝てない原因は何ですか?
DEX(分散型取引所)でスキャルピングはできますか?
ほとんどのDEX(分散型取引所)では、問題なくスキャルピングをできます。
DEXとは「運営会社なしの取引所」のことで、運営会社がない分スプレッドや各種の手数料が安くなります。
そのため、取引コストがかさむスキャルピングに適した取引所として注目されています。



詳しくは「DEX(分散型取引所)のスキャルピング」の記事を参考にしてみてください。
スキャルピングでは1分足と5分足どっちを使うべき?
スキャルピングでは1分足と5分足のどちらも重要です。
ボラティリティが大きい(価格変動が激しい)状況では、1分足で利益を積み重ねることが可能です。
逆にボラティリティが小さい場合や大き過ぎる場合は、5分足で様子を見ながらチャンスを待つ必要があります。



中間の3分足も含めて、複数の足を併用することでより精度の高いトレードを行えます。
スキャルピングで1回に得られる利益は?
スキャルピングで1回に得られる利益は、デイトレードやスイングトレードなどと比較すると少なくなります。
具体的な値幅(pips)は銘柄や時間帯によって異なるものの、FXの場合は1~10pips程度(0.1円~1円程度)とされています。
これは1通貨あたりの利益なので、例えば1,000通貨取引していたら100円~1,000円、1万通貨取引していたら1,000円~1万円となります。



これを1日数十回行うため、トータルである程度勝っていれば十分な利益を狙えます。
スキャルピング禁止の取引所がある理由は?
スキャルピング禁止の取引所がある理由は「サーバーに負担がかかる」ためです。
トレーダーが発注した注文は取引所のサーバーで処理されますが、売買の注文が多いほどサーバーに負担がかかります。
運営コストがかかることはもちろん、取引があまりに殺到した場合はサーバーが遅延する、ダウンするなどのケースも考えられます。



そのため、サーバーが貧弱な取引所では禁止されるケースもありますが、ほとんどの海外取引所はスキャルピングを許可しています。
スキャルピングとデイトレードの違いは?
スキャルピングとデイトレードの違いは「スキャルピングの方が取引スパンが短い」という点です。
スキャルピングは数秒〜数十分程度で決済し、デイトレードは数十分〜数時間程度で決済します。
デイトレードの特徴は「その日の終わりに全てのポジションを必ず決済する」という点です。
このルールさえ守っていればデイトレードであるため「デイトレードでも1日1回しか売買しない」ということはあります。
スキャルピングにデイトレードのような明確なルールはないものの、スキャルピングで日をまたいでポジションを持つことは少ないといえます。



そのため「1日の終わりに決済する」という点は、スキャルピングも基本的に共通します。
スキャルピングで勝てない原因は何ですか?
スキャルピングで勝てない原因は、主に以下のようなものです。
- ルール通りの取引をしていない
- 優柔不断である
- トレード結果の反省と検証をしない
- コツコツドカンで損失が上回る
- 多くの銘柄に手を出しすぎている
- スプレッドが広すぎる
- 流動性の低い時間帯に取引をしている
スキャルピングでは指値注文や逆指値注文などの予約注文を活用して、事前に定めたルール通りに、利益確定や損切りを行うことが重要です。
また、小さな利益をコツコツ積み重ねても、一回で大きな損失を出す「コツコツドカン」にならないよう、注意が必要ようです。



できるだけスプレッドが狭い取引所や銘柄を選び、流動性(取引量)が多い時間帯を選びましょう。
【まとめ】海外仮想通貨のスキャルピング


海外仮想通貨でのスキャルピングは、一部の取引所では禁止されていますが、ほとんどの取引所では問題なく行なえます。
スキャルピングは少額の資金でも効率的に運用できますが、取引コストがかさみやすい点に注意が必要です。
取引コストを抑えるためには、スプレッドが低く各種手数料が安いか無料の取引所を選ぶことが重要です。
この条件に該当する取引所の中でも、特に多くの銘柄を売買でき、スキャルピングで利益を狙いやすい取引所はBybit(バイビット)です。



英語が苦手な初心者の方々の間でも人気の取引所なので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
コメント