分散型取引所(DEX)の存在を知った時、多くの人が興味を持つのは「実際に儲かるのか?」ということでしょう。
「DEXなら必ず儲かる」ということは当然ありませんが「DEXがCEXよりも儲かりやすい要素」はいくつかあります。
本記事ではそれらの要素に加え、DEXで儲けるための手法や注意点などを解説します。

DEX自体については「分散型取引所(DEX)のおすすめ一覧」の記事で詳しく紹介しています!
- DEXで儲かる理由は手数料やスプレッドが安いこと
- 運営会社が存在しないため手数料が安い
- 取引手数料がかさむスキャルピングで特に有利
- 反面取引高が少ないため売買チャンスが少ないこともある
- 投資家保護の仕組みもないので自己防衛が必要
- DEXで最も規模が大きいのはHyperliquid
- 興味を持ったら以下のボタンから公式サイトをチェックしてみよう


分散型取引所(DEX)が儲かる理由


分散型取引所(DEX)が儲かる理由は以下の通りです。
- CEXよりも取引手数料やスプレッドが安い(低い)
- DEXの基軸通貨が急騰する可能性がある
- CEXよりもマイナーな草コインが多い
- レバレッジ取引で少額の資金を短期間で増やせる
- 基軸通貨(独自トークン)が急騰する可能性がある
CEXよりも取引手数料やスプレッドが安い(低い)
分散型取引所(DEX)は、CEX(中央集権型取引所)よりも取引手数料やスプレッドが安く(低く)なっています。
理由は、DEXには運営会社が存在しないためです。
運営会社が存在しない以上、人件費やオフィスの地代などのあらゆるコストがかからないため、その分取引手数料やスプレッドも安くなります。
手数料がゼロにならないのは、ブロックチェーンの利用にかかるネットワーク手数料(ガス代)は、個人送金と同じく必ずかかるためです。
また、DEXの運営にも最低限の有志スタッフは必要であり、そのスタッフの作業に対する報酬(マイニングに近い感覚)として、プロトコル手数料が支払われます。



上記の理由から取引手数料やスプレッドも存在するのですが、CEXよりも大幅に安くなっています。
DEXの基軸通貨が急騰する可能性がある
DEXのほとんどは基軸通貨(ガバナンストークン)を発行しています。
基軸通貨とは「そのDEX独自の仮想通貨」であり「そのDEXの中でやり取りされる通貨」です。
例えばAmazonの中ではAmazonポイントがやり取りされますが、それと同じような感覚です。
基軸通貨は、そのDEXの人気が向上すれば上昇します。
そのため、どこかのDEXがこの分野の覇権を握ることが確定したら、その基軸通貨は急騰する可能性が高いといえます。
現時点ではDEXはまだ発展途上であり、どの取引所が覇権を握るかはわからない状況です。



そのため、実際に利用しながら将来性を判断し、基軸通貨に投資することで儲けることが可能です。
CEXよりもマイナーな草コインが多い
DEXには、CEXよりもマイナーな草コインが多数上場しています。
理由は、CEXのように上場銘柄に対する厳しい審査がないためです。
SNSのアカウントを作成するようなライトな感覚で、自分が作成した草コインを上場できるDEXも少なくありません。
このような草コインの多くは価値がなく、詐欺的な銘柄も多くあります。
しかし、稀に数百万倍などの「爆上げ」をする銘柄も存在します。
そのようにマイナーな草コインに投資しやすいことも、DEXがCEXより儲かる要素の1つです。
数百万倍上昇する銘柄なら、100円の投資でも数億円の利益になります。



マイナーな草コインについては「1円以下の草コインのおすすめ」の記事で詳しく紹介しています。
レバレッジ取引で少額の資金を短期間で増やせる
DEXでもCEXと同じく、最大50倍などの高い倍率でのレバレッジ取引が可能です。
CEXは最大100〜200倍の取引所が多いため、CEXと比較するとDEXのレバレッジは低めです。
しかし、国内取引所の最大2倍(個人の場合)というルールと比較すると、25倍ということで圧倒的に高くなっています。
このため、少額の資金でも短期間で大きな利益を出しやすいことがメリットです。



詳しくは「DEXのレバレッジ」の記事でわかりやすく解説しています!
基軸通貨(独自トークン)が急騰する可能性がある
多くのDEXはCEXと同様、独自の仮想通貨(独自トークン)を提供しています。
この独自トークンは「基軸通貨 」や「ガバナンストークン」とも呼ばれます。
基軸通貨を持つことで手数料が割安になるなど、様々なメリットがあるため、そのDEXを利用する人は、自然に基軸通貨も多く保有するようになります。
つまり、そのDEXが流行れば基軸通貨の価値も上がります。
そして、仮想通貨は一度値上がりすると「値上がりが値上がりを呼ぶ」構造となります。
そのため、今後伸びる可能性のあるDEXは、基軸通貨も高騰すると考えられています。
そのDEXが伸びるかどうかは、実際にユーザーとして利用することで実感しやすくなります。
DEXの基軸通貨に投資するためには、情報収集として複数のDEXを利用することが一番なのです。



企業の将来性を見極める株式投資に似ており、根拠を持った予想をしやすいこともメリットです。
分散型取引所(DEX)で稼ぐ&儲ける方法


分散型取引所(DEX)で稼ぐ方法(儲ける方法)は、以下の通りです。
- スキャルピング(DEXが最も有利)
- デイトレード・スイングトレードなど(通常の売買)
- セービング(預金で利子をもらう)
- レンディング(他の投資家に仮想通貨を貸す)
- ステーキング(預金でマイニング報酬を得る)
- 積立投資(定期的にコインを蓄積して値上がり益を大きくする)
- リキッドステーキング(流動性マイニング)
- イールドアグリゲーター(預けた資産をプロトコルが自動で運用)
DEXに限定しないCEXも含めた稼ぎ方については「仮想通貨FX(ビットコインFX)の勝ち方」の記事で詳しく解説しています。
スキャルピング(DEXが最も有利)
スキャルピングとは、数秒〜数分という短時間でトレードを繰り返す手法です。
トレードの回数が多くなるので取引手数料がかさみ「いかに手数料を安くするか」がスキャルピングのポイントとなります。
その点、DEXはCEXより手数料やスプレッドが安いため、スキャルピングで非常に有利です。



この点は「分散型取引所(DEX)のスキャルピング」の記事で詳しく解説しています。
デイトレード・スイングトレードなど(通常の売買)
スキャルピングだけでなく、通常の売買によってもDEXで稼ぐ(儲ける)ことができます。
スキャルピングも含めて、主な投資手法と違いを一覧にすると以下の通りです。
投資手法 | 投資期間の目安(イメージ) |
---|---|
スキャルピング | 数秒〜数分 |
デイトレード | 数十分〜数時間(1日の終わりに全てのポジションを決済) |
スイングトレード | 数日〜数週間 |
ポジショントレード | 数カ月〜数年間 |
これらの手法によって稼げることはCEXでも同じで、DEXが有利になるのはスキャルピングです。
長期投資のポジショントレードについては、利用しているDEXが成長すれば基軸通貨で大きく稼げますが、逆に大きく下がる可能性もあります。



DEXでのポジショントレードは、基軸通貨に投資する場合、CEXよりもハイリスク・ハイリターンになると考えてください。
セービング(預金で利子をもらう)
DEXの中にはセービング(預金)のサービスを提供しているところもあります。
セービングで稼ぐ(儲ける)仕組みは銀行預金と同じで「年率○○%」などの利率によって、利子をもらえます。
預ける期間はDEXやコースによりますが、7日や14日などの短期からスタートできることが一般的です。
セービングの利率は、カンボジアの銀行などハイリスクと言われている新興国の銀行預金よりも高い利率になっています。



そのため「預金で稼ぎたいけど外貨預金の利回りをさらに高くしたい」という人におすすめです。
レンディング(他の投資家に仮想通貨を貸す)
DEXによってはレンディング(貸し付け)のサービスを提供している取引所もあります。
レンディングとは、他のトレーダーに仮想通貨を貸し付けて、利息をもらって稼ぐ(儲ける)手法です。
セービングと同じく「年率○○%」などの利率で利息をもらいますが、レンディングの方が利率が高い傾向があります。
DEXは運営会社の取り分がないため、レンディングでもCEXより高い利回りを期待できます。



しかし、債務者)(借り手)が滞納した場合に督促をしてくれる運営会社も存在しないため、ハイリスク・ハイリターンな選択肢となります。
ステーキング(預金でマイニング報酬を得る)
ステーキングは、簡単にいうと「預金によるマイニング」です。
マイニングとは通常「ブロックチェーンの履歴の正しさを証明するための膨大な計算作業」を指します。
しかし、これは従来のPoW(仕事による証明)という種類のマイニングです。
この方法だと大規模なマイニング工場を持つ企業しかマイニングに参加できなくなってしまったため、現在ではPoS(保有による証明)という手法にシフトしつつあります。
PoSでは「その仮想通貨を多く・長く保有している人ほど、検証作業をする権利をもらえる」ようになっています。
その通貨を多く・長く保有している人なら、その仮想通貨の価値が落ちるような改竄などはしないでしょう。
そのような「通貨と一蓮托生の関係にある」人に検証を任せることで、作業量を減らして手数料を安く、処理を高速にしたのがPoSです。
PoSになると今度は「多く・長く保有する」ことが難しいのですが、ステーキングではそれを「取引所」が行います。
取引所がユーザーから特定の通貨を集め、その通貨を「多く・長く保有する人」になり、マイニングに参加するわけです。
そして、そのマイニング報酬をユーザーに還元するのが、ステーキングの仕組みです。



ユーザーにとっては預金と同じですが、銘柄やDEXによっては預金よりステーキングのj方が利率が良いことがあります。
積立投資(定期的にコインを蓄積して値上がり益を大きくする)
仮想通貨の積立投資とは「毎週・毎月などの決まった間隔で、決まった金額のコインを買い増しする」手法です。
DEXでもCEXでも仕組みは同じで、仮想通貨に限らず株式やゴールドなどの投資でも同じです。
買い増しによって稼げる(儲かる)理由は「そのコインが値上がりする場合、より多く保有している方が利益が大きくなる」ためです。
つまり、積立投資をするのは「そのコインが値上がりする」という前提です。
途中で利子もらえるという点ではセービングやステーキングと似ていますが、これらの手法では「一定のペースで買い増し」はしません。
積み立てでは買い増しをして確実に保有量を増やし、将来の利益を大きくすることが特徴です。



貯金と同じ感覚でできるので、堅実なタイプの方におすすめの手法です。
リキッドステーキング(流動性マイニング)
リキッドステーキング(流動性マイニング)とは「特定の仮想通貨の流動性の向上に貢献して、報酬をもらうマイニング」です。
簡単にいうと「メジャーな仮想通貨を一定期間預けることで、マイナーな仮想通貨をもらう」という手法です。
メジャーな通貨を預けてマイナーな通貨をもらうと、メジャー通貨が戻ってくるまでの間、そのマイナー通貨を使う必要があります。
あなたがマイナー通貨を使えば、その通貨の流動性(取引量)がアップします。
流動性が高い銘柄は「売買しやすい」ということで信頼性が高まり、価値も上がります。
そのため、DEXもCEXも取引所で発行する基軸通貨の価値を上げるため、リキッドステーキングのサービスを提供することが多くあります。
「何かの貢献をして報酬をもらう」という行為がマイニングに似ているため、この手法は「流動性マイニング」と呼ばれます。



また、通貨を預けて報酬をもらうという点でステーキングと似ているため、リキッド(流動性)ステーキングとも呼ばれます。
イールドアグリゲーター(預けた資産をプロトコルが自動で運用)
イールドアグリゲーターとは、あなたが預け入れた仮想通貨を、プロトコル(プログラムのようなもの)が自動で運用してくれる仕組みです。
投資信託とは異なりますが、非常に簡単にいえば「自動で運用される投資信託」に近いイメージです。
DEXの中にはイールドアグリゲーターのサービスを提供しているところもあるため、その場合はこの手法によっても稼ぐ(儲ける)ことが可能です。



投資する際はそのプロトコルが信用できるかを、運用実績から判断する必要があります。
儲かりやすいおすすめの分散型取引所(DEX)


儲かりやすいおすすめの分散型取引所(DEX)を一覧にすると、以下の通りです。
- Hyperliquid(ハイパーリキッド)
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)
- dYdX(ディーワイディーエックス)
- APX(エーピーエックス)
- Uniswap(ユニスワップ)
- Vertex Protocol(ヴェルテックスプロトコル)
- GMX(ジーエムエックス)
- Drift Protocol(ドリフトプロトコル)
- RabbitX(ラビットエックス)
Hyperliquid(ハイパーリキッド)


レバレッジ | なし |
取扱通貨数 | 184種類 |
取引手数料 | メイカー:0.010%/テイカー:0.035% |
日本語対応 | ◯ |
Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、DEXの世界時価総額ランキングで堂々の1位を誇る取引所です。
DEXの最大の欠点は「取引高が少ない」ことですが、Hyperliquidはその問題を一番解決できているDEXといえます。
また「オンチェーンオーダーブック」という独自のサービスによって、現時点で集まっている全ての投資家の売買注文を一覧で確認できることも特徴です。
通常のトレードの売買チャンスが最も多い取引所なので、通常の売買で稼ぎたい人におすすめです。



ハイパーリキッドについては「Hyperliquidの評判・口コミ」の記事で詳しく紹介しています。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)


レバレッジ | なし |
取扱通貨数 | 3,257種類 |
取引手数料 | メイカー:0.05%/テイカー:0.05% |
日本語対応 | ◯ |
PancakeSwap(パンケーキスワップ)はDEXの中でもトップレベルの取引所で、手数料の安さが特徴です。
手数料が安い理由は、基盤となるブロックチェーンに「BNBチェーン」を採用していることです。
BNBチェーンはバイナンスが開発したブロックチェーンですが、あらゆるチェーンの中でも手数料が特に安いため、その上に構築されたパンケーキスワップも、手数料が安くなります。



基軸通貨のCAKEも度々高騰しているため、CAKEによって稼げるという点でもおすすめです。
dYdX(ディーワイディーエックス)


レバレッジ | 最大20倍 |
取扱通貨数 | 84種類 |
取引手数料 | メイカー:0.02%/テイカー:0.05% |
日本語対応 | ◯ |
dYdX(ディーワイディーエックス)は、何度かDEXの時価総額ランキングで1位になっている取引所です。
DEXには珍しくボーナスがあることが特徴で、当サイト経由で登録していただくと、取引手数料が永久5%オフとなります。
そのため、特に取引手数料がかさむスキャルピングなどの手法に取り組む人におすすめです。
今持っているウォレットを接続するだけですぐ使えるという使いやすさも、多くのトレーダーに人気の理由です。



dYdXのボーナスについては「分散型取引所(DEX)のボーナス」の記事でも詳しく紹介しています!
APX(エーピーエックス)


レバレッジ | 最大1,001倍 |
取扱通貨数 | 99種類 |
取引手数料 | メイカー:0.02%/テイカー:0.07% |
日本語対応 | ◯ |
APX(エーピーエックス)は、CEX(中央集権型取引所)とDEX(分散型取引所)のハイブリッド取引所として知られるDEXです。
DEXのレバレッジで最大である「1,001倍」というハイレバ取引が可能であり、これはCEXを含めてもFXGTの「最大1,000倍」などを超え、最も高い倍率といえます。
このため「DEXのレバレッジ取引」に興味がある方には、特におすすめの取引所です。
取引手数料もメイカーが0.02%、テイカーが0.07%と安く、スキャルピングのように売買を繰り返す手法でもおすすめです。



スキャルピングについては「DEX(分散型取引所)のスキャルピング」を参考にしてみてください。
Uniswap(ユニスワップ)


レバレッジ | なし |
取扱通貨数 | 4,455種類 |
取引手数料 | メイカー:0.3%/テイカー:0.3% |
日本語対応 | ◯ |
Uniswap(ユニスワップ)は、イーサリアムなどのブロックチェーンを利用して構築され、2018年に設立されたDEXです。
イーサリアムのプログラム(規格)の1つである「ERC-20」によって発行された仮想通貨を中心に、4,455種類という膨大な銘柄を取り扱っていることが特徴です。
独自通貨の「UNI」を発行しており、ユーザーがUNIをユニスワップに一定期間預けることで、利子のUNIを受け取れる「流動性マイニング」などのサービスをt影響しています。



DEXの中でトップレベルの取引高を誇る大手として知られています。
Vertex Protocol(ヴェルテックスプロトコル)


レバレッジ | 最大20倍 |
取扱通貨数 | 62種類 |
取引手数料 | メイカー:0%/テイカー:0.02% |
日本語対応 | ◯ |
Vertex Protocol(ヴェルテックスプロトコル)は、あらゆるサービスを統合した「ワンストッププラットフォーム」として設立されたDEXです。
スポット取引《現物取引)、デリバティブ取引(主にレバレッジ取引)、レンディング(貸付)などのサービスを統合しており、あらゆる方法で仮想通貨を稼げることが特徴です。
特にレンディングに対応しているため、他のユーザーや取引所に仮想通貨を貸し付け、利息によって暗号通貨をコツコツ稼ぐことも可能です。
技術面ではArbitrum(アービトラム)の第2世代の技術を活用することで、高速の取引(トランザクション)とガス代(手数料)の安さを同時に実現しています。



特にレンディングに興味がある人におすすめのDEXです!
GMX(ジーエムエックス)


レバレッジ | 最大50倍 |
取扱通貨数 | 47種類 |
取引手数料 | メイカー:0.1%/テイカー:0.1% |
日本語対応 | ◯ |
GMX(ジーエムエックス)は、ステーキングサービスが充実しており、仮想通貨をコツコツ稼ぎたい人におすすめのDEX(分散型取引所)です。
また、正確性の高い価格フィードを提供することで、ゼロスリッページ(注文価格と実際の約定価格のずれがないこと)を実現している点も大きな特徴です。
さらに低スプレッドでも高い評価を受けているため、スプレッドの影響を受けやすいスキャルピングなどの手法でおすすめです。
独自トークン『GLP』を発行しており、メジャーな仮想通貨を預けて報酬としてGLPを受け取る『流動性マイニング』によって稼ぐことも可能です。



サイトやアプリのデザインがシンプルでわかりやすいことも特徴で、初心者でも使いやすい取引所といえます!
Drift Protocol(ドリフトプロトコル)


レバレッジ | 最大50倍 |
取扱通貨数 | 52種類 |
取引手数料 | メイカー:-0.01%/テイカー:0.10% |
日本語対応 | ◯ |
Drift Protocol(ドリフトプロトコル)は、デリバティブ取引(主にレバレッジ取引)に特化したDEXです。
ブロックチェーンにはSolana(ソラナ)を活用しており、取引や入出金の処理スピードが速いことが特徴です。
取引手数料も安く、特にメイカーについては「-0.01%」という「マイナス手数料」になっており、取引をすることでこちらが手数料をもらえます。
52種類の豊富な銘柄を売買でき、マイナーな草コインも多く見つかりやすくなっています。



独自トークンの『DRIFT』を持つことで運営に参加でき、DRIFTは今後高騰が期待されている銘柄です!
RabbitX(ラビットエックス)


レバレッジ | 最大20倍 |
取扱通貨数 | 91種類 |
取引手数料 | メイカー:0%/テイカー:0.025% |
日本語対応 | ◯ |
RabbitX(ラビットエックス)とは、イーサリアムをベースとして開発されたデリバティブ取引(主にレバレッジ取引)専門のDEXです。
ビットコイン(BTC)やソラナ(SOL)など90種類以上の銘柄を取り扱っており、DEXの中でも特に安い手数料でトレードを行えることが魅力です。
CEX(中央集権型取引所)のようにシンプルな取引画面により、初心者の方でも快適に利用できます。
独自トークンのRBX(RabbitX/ラビットエックス)を発行しており、株式投資のように取引所の将来性に対して投資できることもメリットです。



Starknetの技術によって処理速度の向上も実現しており、今後伸びる可能性の高いDEXです!
分散型取引所(DEX)で儲ける&稼ぐ時の注意点


分散型取引所(DEX)で儲ける&稼ぐ時の注意点は、以下の通りです。
- 信託保全などの投資家保護のシステムがない
- CEX以上にセキュリティ対策を徹底する
- カスタマーサポートはないので問題は自力で解決する
- レンディング(貸付)はCEXよりもハイリスク
- レバレッジ倍率はCEXの4〜5分の1程度
- 今後法規制が変わる可能性がある
- 日本円での入出金には対応していない
信託保全などの投資家保護のシステムがない
分散型取引所(DEX)には運営会社が存在しないため、信託保全などの投資家保護のシステムがありません。
信託保全がないのは多くのCEXも同じですが、一部のCEXは信託保全にも対応しています。
しかし、DEXではそのように一部対応している取引所もなく、全ての取引所が信託保全に非対応となっています。



そのため万が一DEXがハッキングなどをされたら資産が戻らないことを、理解しておく必要があります。
CEX以上にセキュリティ対策を徹底する
DEXもCEXも、どちらもハッキングの被害に遭うリスクがあります。
CEXは運営会社が専門の部署を作りハッキング対策を行いますが、DEXでそのような対策は行われません。
有志のエンジニアなどがある程度の対策は施しているはずですが、エンジニアやプログラマーが社員として本気で対策に取り組むCEXと比較すると、対策レベルはどうしても低くなります。
そのため、DEXを利用する際はCEX以上にセキュリティ対策を自分で徹底することが必要です。
例えば資産を保管するだけであれば、DEX上のウォレット(口座)ではなく、ハードウェアウォレットで管理するようにしましょう。
ハードウェアウォレットとは、USBメモリのようにネットからもPCからも引き離し、物理的に離れた場所で保管できる媒体です。
この媒体自体を住居侵入などで盗まない限りハッキングはできないため、ハッキングのリスクが大幅に下がります。



ハードウェアウォレットはあくまで一例ですが、このように自分でできる対策を高いレベルで打つ必要があります。
カスタマーサポートはないので問題は自力で解決する
DEX2は運営会社がないため、カスタマーサポートもほぼありません。
そのため、使い方がわからないなどの問題は、全て自力で解決する必要があります。
ある程度Webやアプリの操作に慣れている人、投資や仮想通貨の経験がある人なら、この点は特に問題ないでしょう。



しかし、上記の経験が全くない初心者の方の場合、まずはCEXから使う方が無難ともいえます。
レンディング(貸付)はCEXよりもハイリスク
レンディング(貸付)のサービスは、DEXの場合、CEXよりもハイリスクになります。
理由は、借り手が返済をせずに滞納した場合、CEXのように取り立ててくれる運営会社が存在しないためです。
DEXの有志が集まって、その借り手がお金を借りた際のブロックに「滞納」の記録を残すことはできますが、それがどの程度のダメージになるかは定かではありません。
相手が捨てアカとしてその口座を使っていた場合、ダメージは全くないでしょう。
DEXでは本人確認が不要であるため、そのようなことも当然起こり得ます。



運営会社がない分利息を多くもらえるというメリットもありますが、リスクが大きいことは理解しておきましょう。
レバレッジ倍率はCEXの4〜5分の1程度
DEXのレバレッジは、CEX(中央集権型取引所)と比較して4分の1〜5分の1程度となっています。
DEXのレバレッジは最大20〜50倍が一般的で「レバレッジなし(0倍)」という取引所も多くあります。
一方、CEXでは最大100〜200倍が一般的です。
このため、高いレバレッジ倍率での取引を希望するのであれば、CEXの方が適しているケースもあります。



CEXのjレバレッジについては「海外仮想通貨のレバレッジ比較一覧」の記事で詳しく解説しています。
今後法規制が変わる可能性がある
DEX(分散型取引所)というビジネスモデルは、まだ登場したばかりです。
そのため、どの国でも法整備が進んでおらず、今後法規制が変わる可能性が高くなっています。
基本的に「普通の使い方」をしていれば大きな問題はありませんが、使い方によっては影響を受ける可能性があります。



また、本人確認については今後いくつかの取引所で必須になる可能性もあることを、理解しておきましょう。
日本円での入出金には対応していない
日本円での入出金に非対応であることも、DEX(分散型取引所)の注意点です。
まず、DEXという時点で運営会社が日本にない(どの国にも存在しない)ため、日本の金融庁の認可を受けられません。
基本的には、日本円での入出金は金融庁の認可を受けている国内取引所しかできません。
海外仮想通貨取引所は、一部のクレジットカードやApplePay・Google Payなどを通して日本円での入出金が可能ですが、DEXではそのようなルートもありません。
(仮想通貨での入出金のみが基本で、米ドルやユーロなど、他の法定通貨も基本的に不可です)



ただ、この点は仮想通貨を持っている人なら何も問題ないため、大きなデメリットではありません。
【まとめ】分散型取引所(DEX)は儲かるの?


今回紹介してきた通り、DEXはあらゆる方法で儲ける(稼ぐ)ことができます。
特にスキャルピングでは手数料の安さで、CEXよりも有利になる可能性があります。
しかし「取引高が少ない・ハッキングリスクがある」などのデメリットも存在し、CEXの方が稼ぎやすい部分もあります。
もしCEXが良いと感じたら、CEXの中ではBybit(バイビット)が特におすすめです。



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